通関士の試験科目の内容

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試験科目と法律の関係

通関士試験では、通関手続きを行なえる知識と能力を、十分備えていることが求められます。

そして通関士は、輸入元あるいは、輸出元の会社から依頼されて、通関手続きを代行するのが、主な仕事になります。

よって通関士は、通関手続きに必要な、通関業法、関税法、関税に関わるいくつかの法律を、しっかり理解している必要があります。

通関士試験を受験するにあたって、これらの法律と試験科目の関係を知っておくと、試験の全体像が理解しやすくなりますので、ここで取り上げました。

そもそも通関手続きでは、次の3つの分野ごとに法律が、定められています。

1.通関の手続きに関する法律
   ・・・関税法、NACCS特例法、外為法、外国貿易法、ATA条約の
      実施に伴う特例法

2.関税に関する法律
   ・・・関税法、関税定率法、関税暫定措置法

3.通関業に関する法律
   ・・・通関業法


この3つと、通関士の試験科目との関係を表したのが下図です。

<通関士の関連法律と試験科目の関係>
関士の関連法律と試験科目

この表のように、関税法は関税と通関の両方について定めており、通関手続き全体の基本的な法律になっています。

この関税法をベースにして、その他の法律が補足的な、役割をしています。
ただし、通関業法だけは通関業者や、通関士の業務そのものを定めている法律で、他の法律とは少し内容が異なっています。

*通関士の試験対策としては、最初に関税法を理解しておくと、通関業法が理解しやすくなります。

これは関税法の中で、輸入や輸出とはそもそも、どんなことなのかを詳しく説明してあり、通関業法を勉強するときにも役立つからです。



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