通関士試験の問題形式

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通関士試験の問題形式は3種類

通関士試験は、正解を鉛筆で塗りつぶすマークシート方式で、行なわれています。

試験問題は3科目あり、それぞれ次のような問題形式になっています。
一口にマークシート方式といっても、これらの3つには、それぞれ特徴がありますので、しっかり理解しておきましょう。

通関士試験科目 択一式 選択式 計算式
1.通関業法 ナシ
2.関税法等
関税法、関税定率法、その他関税に関する法律、および外国為替、外国貿易法(第6章に関する部分のみ)
3.通関実務
通関書類の作成と、その他の通関手続きの実務
*輸出申告書と輸入申告書は両方

択一式

各問題とも5つある選択肢の中から、正解を1つだけ選ぶ形式で、もし5つの中に正解がなかった場合は、”0”をマークします。

複数の中から1つだけ選ぶので、通関士試験の中では、比較的やさしい問題といえます。

ただし、語句の言い回しや表記で惑わされないよう、よく読んで解答することが必要です。

選択式

選択式の通関士試験では、
 ・5つの選択肢の中から、正解を複数選ぶ
 ・文章の空欄にあてはまる語句を、複数の選択肢の中から選ぶ、
  いわゆる穴埋め問題

の2つがあります。穴埋め問題では1つの問題ごとに、15個ぐらいの選択肢があり、それを問題文の(   )の中に埋めていくことになります。

この選択式で注意したいのは、複数選んだ答えが全て正解でないと、得点にならないということです。

例えば、1つの問題で穴埋めする(   )が5つあった場合は、その5つ全てに正解する必要があります。

つまり、1つでも答えに誤りがあると、その問題の得点は0点になりますので、選択肢の問題は十分気をつけて解答し、時間の許す限り何度もチェックしたいものです。

計算式

この問題形式は、通関実務の試験科目で出題されます。

具体的には、通関士に一番大切な、輸出申告書と輸入申告書の作成能力をみるものです。

与えられた資料を元にして、申告書の空欄を穴埋めして、申告書を完成させる試験問題です。

この問題も、複数の選択肢の中から、マークシート方式で解答する形式になっています。

計算式の問題では、正しい関税率を選択して、実際に関税額や消費税額を計算しますが、端数処理をよく間違えてしまうケースがあります。

これでは、考え方が正しいにも関わらず、計算ミスによって不正解になってしまいます。

これを防ぐために、計算の手順をしっかり身につけ、申告書の作成を繰り返し練習し、ミスなくスムーズに計算できるようにしておきます。

*マークシート方式では、塗りつぶす箇所を間違えると、当然のことながら不正解になってしまいます。
特に、出題順に問題を解かない場合は、解答欄をその都度確認しながら、マークしていくように注意しましょう。



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